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グリオーマ形成に対する進化的に保存された非コードRNA “ECONEXIN”の発がんの効果 (2020/11/10 K.N.)
- 近年、lncRNAと細胞がん化の関連について注目され始めてきましたが、ほとんどのlncRNAの機能は未解析であり、新規のがん関連lncRNAの発見は容易ではありません。[more…]
Lys48にリンクしたポリユビキチン鎖を切断する脱ユビキチン化酵素”USP-25″の基質特異性は二連ユビキチン結合モチーフ(UIM)領域が決めている (2020/11/10 K.N.)
- ユビキチンは、他のタンパク質を修飾してプロテオソームでの分解を促す他、様々な役割を担います。ポリユビキチン鎖には結合に使われるアミノ酸の位置の違いから、Lys48リンクとLys63リンクの2種類があることが知られています。[more…]
- ポリユビキチン鎖の分解反応は、Lys63リンクポリユビキチン鎖に比べ、Lys 48リンクポリユビキチン鎖の分解機序については研究が進んでいません。筆者らは、脱ユビキチン化酵素”USP-25″のユビキチン結合部位が二つ並んだ二連UIM領域の変異体を作成し、結合が酵素活性に必要であることを示したうえで、二連UIM領域がLys 48リンクポリユビキチン鎖に対する基質特異性を規定していることを見出しました。USP-25のwtならびにmutantの発現ベクターは、理研BRCより提供したヒトUSP-25 cDNA クローンをもとに作製されました。理研BRCには、”ゲノムネットワークプロジェクト”のヒトcDNAクローンが寄託されており、そのうちのひとつつです。
- 論文
Kawaguchi, K. et al. Tandem UIMs confer Lys48 ubiquitin chain substrate preference to deubiquitinase USP25. Sci. Rep. 7: 45037, 2017. PMID 28327663.
- 使用されたリソース
IRAK168O08 (cat# HGY067544)
狙い通りの巨大ゲノム領域を欠損させるCRISPR-Cas9を利用した手法の開発 (2020/11/10 K.N.)
- CRISPR-Cas9を用いたゲノム編集技術では、狙ったゲノム領域、例えばエクソンなどを欠損させたマウスを樹立することが可能になりました。しかし、メガベースを超えかつ狙い通りのブレークポイントを持つ領域の欠損させる効率はまだ高くありません[more…]
- 数メガベース単位の領域欠損が関与するヒト疾患を模倣したモデルマウスの樹立にはこの難題を克服しなければなりません。筆者らは、マウスSox9遺伝子上流にブレークポイントを設計したドナーベクターを用いることで、マウス受精卵に対するゲノム編集により、狙い通りのブレークポイントを持つ約5メガベースの欠損の作成した例を紹介しています。ブレークポイントの確認には、マウスSox9上流配列に位置する”B6N mouse BAC clone”を用いたDNA FISH解析を行っています。
- 論文
Kato, T. et al. Creation of mutant mice with megabase-sized deletions containing custom-designed breakpoints by means of the CRISPR/Cas9 system. Sci. Rep. 7 (1): 59, 2017. PMID: 28246396.
- 利用されたリソース
B6N mouse BAC clones
B6Ng01-332K06, B6Ng01-295D01、 B6Ng01-223B06, B6Ng01-111E12, B6Ng01-299I16, B6Ng01-234K06
Notchシグナルで制御されている長鎖非コーディングRNA”TUG1″は脳こう腫(グリオーマ)治療の標的となる (2020/11/10 K.N.)
- Notchシグナルは、グリオーマのがん幹細胞 (GSC) の自己複製を促進することが知られていますが、自己複製を担うSOX2、MYC、NESTINらにどのように関与するかは未解明です。筆者らは、ゲノム情報解析とlncRNA発現量解析の結果、Notchシグナル依存的に発現誘導される約7kbの長鎖非コーディングRNA “TUG1″を見出しました。[more…]
- さらに、TUG1がmiR-145と結合しアンタゴニストとして働くことでSOX2やMYCの発現量を上昇させること、ヒストンH3K27のメチル化を促進することで下流のBDNFなどの神経成長因子の発現を抑制し、幹細胞維持に関わっていること、TUG1の発現抑制により生体内でグリオーマ形成が抑えられることを見出しました。さらに、TUG1のエクソン毎の発現ベクターを用い、エクソン1に機能ドメインがあることを見出しました。研究に使用されたTUG1遺伝子の3エクソン各々の発現ベクターは、理研BRCから提供可能です。皆様の活発なご利用をお待ちしております。
- 論文
Katsushima, K., Targeting the Notch-regulated non-coding RNA TUG1 for glioma treatment. Nat. Commun. 7: 13616 (2016). PMID 27922002.
- 寄託されたリソース
pTnT-TUG1 exon1 (RDB15794)
pTnT-TUG1 exon2 (RDB15795)
pTnT-TUG1 exon3 (RDB15796)
新規蛍光タンパク質Achilles (2020/3/24 N.N.)
- 蛍光タンパク質を用いたライブイメージングには、蛍光タンパク質の成熟時間 (蛍光を発するまでの時間)が短いことが重要です。この度、理研CBS細胞機能探索技術研究チームの新野 祐介先生、宮脇 敦史先生は、Venusを改良した、より成熟時間の短いAchillesを開発されました。当室から提供可能です。[more…]
- 京都大学の影山龍一郎先生らの研究グループは、分節時計遺伝子Hes7とVenusの融合タンパク質を用いてHes7の動態の観察を試みましたが、Hes7の分解速度が速く、蛍光観察が困難でした。そこで、AchillesとHes7の融合タンパク質を用いて、同実験を行うことでHes7タンパク質の動態解析に成功しています(Yoshioka-Kobayashi, K. et al. Nature, 2020)。
- 分節時計遺伝子Hes7の周期的な転写変動は、培養細胞で再現できます。Harvard Medical School のDr. Olivier Pourquieらの研究グループは、タンパク質分解シグナルを付与して不安定化させたAchillesをHes7遺伝子の3’末端側に挿入した細胞株を樹立し、この細胞でHes7-Achilles遺伝子の周期的な転写変動を単一細胞レベルで検出することに成功しています。(Diaz-Cuadros, M. et al. Nature, 2020)。
- 論文、関連記事
Yoshioka-Kobayashi, K. et al. Coupling delay controls synchronized oscillation in the segmentation clock. Nature, 2020. PMID: 31915376
Diaz-Cuadros, M. et al. In vitro characterization of the human segmentation clock. Nature, 2020. PMID: 31915384
- 寄託されたリソース
Achilles_pRSETB (cat# RDB15982)
グルココルチコイドは、T細胞上のPD-1をアップレギュレートする(2020/2/18 N.N.)
- T細胞は、誘導的に発現するPD-1や免疫抑制剤のグルココルチコイド(GC)により活性化が抑制されることが知られています。[more…]
- 前田らは、各種免疫抑制剤のPD-1発現への影響を調べる研究で、GCがPD-1の発現を増強することを見出しました。さらに、PD-1の発現増強は、PD-1遺伝子上流の転写調節領域にあるGC応答配列に依存していることを明らかにしました。この研究で用いられたPD-1の転写調節領域を含むゲノムDNAは、当室のB6N BACクローン(B6Ng01-240G08)から、PCRによって増幅されたものです。
- 論文、関連記事
Maeda, N. et al. Glucocorticoids potentiate the inhibitory capacity of programmed cell death 1 by up-regulating its expression on T cells. J. Biol. Chem., 294 (52): 19896-19906, 2019. PMID: 31723031
- リソース情報
クローンセット&ゲノムDNA -Genomic clone-
効率的なPCRクローニングのための新規開発ベクター (2019/10/11 N.N.)
- PCRクローニングを効率的に行うことができる新規ベクターが、京都産業大学生命科学部の本橋 健 先生により開発され、本年4月に論文として発表されました(下記文献等をご参照下さい)。TAクローニング用、平滑末端クローニング用、並びに兼用の3種類があります。皆様の活発なご利用をお待ちしております。[more…]
組織を構成する細胞の形態や配列を調節する制御メカニズムの解明 (2019/9/6 N.N.)
- 組織を構成する細胞の形態と配向は細胞骨格の動態や細胞極性によって決定されています。細胞骨格の動態変化は、情報伝達物質のやりとりによって誘導されることが示唆されていますが、どの様にして細胞骨格の動態に反映されるか、その制御メカニズムは未解明でした。[more…]
- ゲノム編集するターゲット遺伝子が致死、あるいは検出が容易な表現型を示さないような場合、標的外の遺伝子変異を抑えることでスクリーニングと致死遺伝子同定に必要な労力を少しでも抑えることができます。ランダムにゲノムに挿入されるベクター数が多いとゲノムへの過剰なCas9酵素のアタックが起き、Off-targetの原因となると考えられています。
- 熊本大学大学院生命科学研究部の菊池 浩二先生らの研究グループは、Wnt5aのシグナル経路が細胞骨格を構成する微小管の動態制御に関わることに着目し、間をとりもつ分子を探索するため、siRNAライブラリーによる表現型スクリーニングを行い、Map7/7D1を同定しました。続いて、培養細胞やショウジョウバエ個体を用いたMap7/7D1のノックダウン実験などを経て、Map7/7D1がWnt5aシグナル経路における伝達物質の一つであるDvlと結合すること、Map7/7D1がDvlの局在を制御することを見出し、Wnt5aシグナル経路と微小管の動態変化を結びつける制御メカニズムを明らかにしました。
- 本研究には当室より提供したMAP7をコードするクローン(IRAK049L15)が用いられており、蛍光ライブイメージングのために作製したpEGFP-N3-hMap7によりMap7/7D1の細胞内局在を解析しています。pEGFP-N3-hMap7の他、計3種類のクローンは、菊池先生のご厚意により当室に寄託していただきました。皆様の積極的なご利用をお待ちしております
- 論文
Kikuchi, K. et al. Map7/7D1 and Dvl form a feedback loop that facilitates microtubule remodeling and Wnt5a signaling. EMBO Rep. 19 (7): e45471, 2018. PMID: 29880710.
- プレス
組織の形成に関わる、細胞の「かたち」や「ならび」を調節する新しい仕組みの解明 (熊本大学2018/6/7)
- 寄託されたリソース、提供したリソース
pEGFP-N3-hMap7 (cat# RDB16943)
pcDNA3.1-V5His6-hMap7 (cat# RDB16944)
pEGFP-N3-mMap7D1 (cat# RDB16945)
IRAK049L15 (cat# HGX019879)
高効率ゲノム編集用ベクター pGedit (2019/7/26 H.S.)
- 産業技術総合研究所 長崎 晃先生らの研究グループにより開発された、高効率ゲノム編集用ベクター pGedit が到着しました。[more…]
- ゲノム編集するターゲット遺伝子が致死、あるいは検出が容易な表現型を示さないような場合、標的外の遺伝子変異を抑えることでスクリーニングと致死遺伝子同定に必要な労力を少しでも抑えることができます。ランダムにゲノムに挿入されるベクター数が多いとゲノムへの過剰なCas9酵素のアタックが起き、Off-targetの原因となると考えられています。
- 長崎先生らが開発したpGedit (cat# RDB16763)はblasticidin S 耐性遺伝子 (Bsr) を持つCas9の発現ベクターです。より短時間で細胞を選択できるblasticidin S を使い、blasticidin Sの培地添加を24~48時間のみに限定することでベクターのゲノムへのインテグレーションを抑え、さらにEGFPをBsrと融合して発現することにより、ベクターの残存をモニターできるような工夫をしました。また、sgRNAスカフォールド内にあるRNA polymerase III terminal signal (TTTT)を取り除くことでsgRNA量を増加させ、ゲノム編集効率の増加を期待しています。
- このプラスミドの有用性をみるため、ヒト骨肉腫上皮細胞U2OSを用いて2種類のヒト細胞質アクチン遺伝子、ACTBとACTG1に対するターゲット配列をpGeditに挿入し、この2つの遺伝子ノックアウト細胞株を取得する実験を行いました。その結果、それそれの遺伝子について約20の候補細胞から少なくとも5個のノックアウト細胞株を得ることに成功しました。
- 論文
Nagasaki, A. et al. A genome editing vector that enable easy selection and identification of knockout cells. Plasmid, 98: 37-44, 2018. PMID : 30196057.
- 寄託されたリソース
pGedit (cat# RDB16763)

Dnacondaのおすすめ (過去の掲載記事)
Resource Information
BACクローン (2020/2/18 N.N.)
- 理研BRC DNA Bankは、マウス (C57BL/6N及びMSM/Ms系統)、ラット(F344/Stm及びLE/Stm系統)、ニホンザル、ショウジョウバエ(D. melanogasterなど5種)のBAC(バクテリア人工染色体)クローンを整備、提供しています。[more…]
- ご希望のBACクローンは、専用のブラウザーを用いて遺伝子名で検索でき、またゲノム領域上のクローンの位置を確認できます。
- BACクローンは、遺伝子ノックアウト動物樹立用のベクターの構築、蛍光タンパク質やLacZによる遺伝子発現レポーターを導入した動物の作製などに利用されています。
- BACクローンは遺伝子の転写調節領域のクローニングにも利用されており、「グルココルチコイドは、T細胞上のPD-1をアップレギュレートする (2020/2/18 N.N.)」で紹介しています。
- リソース情報
クローンセット&ゲノムDNA -Genomic clone-
Atg2タンパク質は、オートファゴソーム膜の形成に必要な脂質分子の輸送に直接関与する。(2019/12/16 N.K.)
- オートファジーは、細胞内で不要タンパク質を分解・再利用するメカニズムの1つです。[more…]
- 不要タンパク質は、まずリン脂質膜構造のオートファゴソーム内に隔離されます。オートファゴソーム生合成には数種のAtgタンパク質群が関わっています。本研究において、筆者らは、Atg2タンパク質が、ERとオートファゴソームをつなぐテザリング活性を持ち、かつER膜からオートファゴソーム膜へのリン脂質分子の輸送に直接的にかかわることを、X線結晶構造解析、およびFRETを応用して開発した新規のリピドトランスファーアッセイ法を用いて明らかにしました。本研究には、出芽酵母と分裂酵母由来のAtg2タンパク質が用いられており、分裂酵母Atg2の発現ベクターを構築する際に当室が提供したSpFFH31A11 (SPW052411)が用いられました。
- 論文
Osawa, T. et al. Atg2 mediates direct lipid transfer between membranes for autophagosome formation. PMID 30911189.
- 使用されたリソース
SpFFH31A11 (SPW052411)
IL1B遺伝子発現制御における転写コアクチベーターTAZの機能 (2019/05/13 T.M.)
- 悪性中皮腫の表現型にYAP遺伝子が関与することがこれまで示されてきました。一方、YAPのパラログであるTAZの悪性中皮腫への関与は十分に明らかにされていませんでした。[more…]
- 本論文では、活性型TAZ (S89A)により、不死化中皮細胞が形質転換することが示され、マイクロアレイによるmRNA発現解析と遺伝子オントロジー解析の結果、TAZがサイトカイン遺伝子の発現制御に関わることが示されました。悪性表現型におけるTAZの機能は、活性型TAZの発現後のIL1A, IL1B, IL6ならびにIL24のmRNA発現および各遺伝子のノックダウンによる細胞増殖への影響により調べられ、IL1BがTAZの下流遺伝子であることが分かりました。
- TAZによるIL1B遺伝子発現の活性化の検定に、pKM2L-phIL1Bルシフェラーゼレポーターが使われました。
- 論文
Matsushita, A., Sato, T., Mukai, S., Fujishita, T., Mishiro-Sato, E., Okuda, M., Aoki, M., Hasegawa, Y., Sekido, Y.. TAZ activation by Hippo pathway dysregulation induces cytokine gene expression and promotes mesothelial cell transformation. Oncogene 38: 1966-1978 (2019). PMID 30401981.
- 使用されたリソース
pKM2L-phIL1B (cat# RDB05526)
HMGA1はPLAUとSERPINE1遺伝子の制御を通じてurokinase plasminogen activatorシステムに影響を与える (2019/04/12 T.M.)
- HMGA1は、がんのトランスフォーメーションの様々な側面の遺伝子制御に関わることが知られています。[more…]
- 筆者らは始めに、HMGA1の発現レベルに対応する分泌性タンパク質群を明らかにしました。これらのうち、最もよく解析されたがんの浸潤と拡散に関わる経路であるurokinase plasminogen activatorシステムに影響するPLAUとSERPINE1遺伝子の発現調節領域に対して正の調節機能があることを示しました。両遺伝子のプロモーター解析にpGL4-phPLAU (RDB07487) とpGL4-phSERPINE1(PAI-1) (RDB07461) が使われました。
- 論文
Resmini, G., Rizzo, S., Franchin, C., Zanin, R., Penzo, C., Pegoraro, S., Ciani, Y., Piazza, S., Arrigoni, G., Sgarra, R., Manfioletti, G. HMGA1 regulates the Plasminogen activation system in the secretome of breast cancer cells. Sci. Rep. 7 (1): 11768 (2017). PMID: 28924209.
- 使用されたリソース
pGL4-phPLAU (cat# RDB07487)
pGL4-phSERPINE1(PAI-1) (cat# RDB07461)
DNAミスマッチ修復の過程におけるATPの加水分解により、MutSはMutLのエンドヌクレアーゼ活性を亢進する (2019/03/15 N.N.)
- DNAミスマッチ修復はMutSによるミスマッチ塩基対の認識とMutL及び修復にかかわるタンパク質のリクルートによって行われます。[more…]
- MutLの非特異的DNA切断はATP結合により抑制されていますが、そのエンドヌクレアーゼ活性の活性化機構は不明でした。本研究において筆者らはMutLのエンドヌクレアーゼ活性のATP結合依存的な抑制がATPの加水分解によって解除されることを見出しました。
本研究では、当室から提供した MutSタンパク質発現クローンTEx18D08 (cat.# THR007280)
及び MutLタンパク質発現クローンTEx18C04 (cat.# THR007252) がATPase assayに使用されました。
- 論文
Shimada A, Kawasoe Y, Hata Y, Takahashi TS, Masui R, Kuramitsu S, Fukui K. MutS stimulates the endonuclease activity of MutL in an ATP-hydrolysis-dependent manner. FEBS J. 280(14):3467-3479, 2013. PMID : 23679952.
- 使用されたリソース
TEx18D08 (Thermus thermophilus MutS)
TEx18C04 (Thermus thermophilus MutL)
オートファジー活性を定量的に評価できるプローブ(2019/2/1 N.N.)
- オートファゴソームを可視化してオートファジーを観察するためにMAP1LC3 (LC3)と蛍光タンパク質を融合させたプローブが利用されています。一方で、オートファジーの進行に伴いプローブの蛍光が減衰するため、定量的な活性評価には不向きでした。
- 東京大学の水島昇先生らは、LC3とGFPを融合したGFP-LC3と、末端のグリシン (G)を欠くLC3とRFPを融合したRFP-LC3ΔGを同時に当モル量で発現するプローブを開発しました。[more…]
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