No.99

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RIKEN BioResource Center DNA Bank Mail News
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理研BRC・遺伝子材料開発室から最新情報をお届けします。

---- 目 次 -----------------------
◆ 平成24年度一般公開のお知らせ
◆ 化合物スクリーニングやバイオマス利用のためのリソースのご紹介
◆ GE Healthcare Bio-Sciences社とのGFP Transfer License 締結のご案内
◆ 研究成果の情報の送付のお願い
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◆ 平成24年度一般公開のお知らせ
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◆ 今年の理研・筑波研究所バイオリソースセンターの一般公開は
4月20日(金) 13:00~16:00
21日(土) 10:00~16:00 に開催いたします。

▼▼ イベント ▼▼
・今年もやります。DNAストラップ!
4色のビーズを使ってDNAの二重らせん構造を作ることが出来ます。

・バイオリソースセンターにイバライガーがやって来る!!
4月21日(土)(1)10:15~ (2)12:15~

・講演会やパネル展示のほか、参加型体験イベントや学習・観察イベン
トも多数予定しています。

◆ 詳細はこちら
→ openhouse24/

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◆ 化合物スクリーニングやバイオマス利用のためのリソースのご紹介
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◆ 遺伝子材料開発室では、国内外の研究者から寄託された、化合物スクリーニングやバイオマス利用のための研究等に利用できる遺伝子発現ベクターや遺伝子組込み済み発現クローン、微生物ゲノムDNAなど、多彩な遺伝子材料を揃えています。是非、ご利用ください。

◆ それぞれのリソースにつきましては、下記をご覧ください。
・化合物スクリーニング用S.pombe 遺伝子(YFP タグ)
・阻害剤スクリーニング用ヒトMAPK14 (p38) 遺伝子
・Trichoderma reeseiセルロース分解酵素遺伝子
・微生物ゲノムDNA

【提供手数料】
◇クローン (1 ug)
非営利機関:8,400円/本、営利機関:16,800円/本
◇微生物ゲノムDNA (1 ug)
非営利機関:16,500円/本、営利機関:33,000円/本

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◆ GE Healthcare Bio-Sciences社とのGFP Transfer License 締結のご案内
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◆ 理化学研究所バイオリソースセンター(理研BRC)は2011年7月12日にGE Healthcare Bio-Sciences社 (GE社)の厚意によって、オワンクラゲのgreen fluorescent protein (GFP)及びその変異体遺伝子が組み込まれたバイオリソース (GFPリソース)について、ライセンス料なしで、当センターへのご寄託、当センターから非営利・学術研究への提供が可能となりました。GFPリソースには、GFP及びその変異体遺伝子が組み込まれたマウス、シロイヌナズナ、細胞、遺伝子クローンが含まれます。活発なご寄託とご利用をお待ちいたしております。
詳細はこちらをご覧ください。

◆ GFPリソースのうち、京都大学武藤誠先生から寄託していただいたpRBS-EGFP (RDB 8039)はRBPJ認識配列を持つレポーターで、Notch シグナルを可視化するために利用できます (Sonoshita et al., 2011, Cancer Cell 19, 125-137.)。東京薬科大学濱田洋文先生から寄託していただいたpCAEGFP (RDB 3006)、アデノウイルスAxCAEGFP-Fwt (RDB 3944)は、遺伝子導入実験のコントロールとして利用できます。
ご利用可能なクローンの一覧は下記をご覧ください。

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◆ 研究成果の情報の送付のお願い
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◆ 発表論文の中に研究材料の入手先を明記することは、実験結果の再現性を保証する科学的観点から極めて重要です。当センターより利用者の皆様に提供したバイオリソースを利用して得られた成果等についてご発表される際には、当センターより入手されたことの明記を是非お願いいたします。論文のAcknowledgement欄もしくはMaterials & Methods欄中に、以下の要領で記載して下さい。
________ (リソース名) was provided by the RIKEN BRC through the
National Bio-Resource Project of the MEXT, Japan.
◆ 当センターからのバイオリソースを利用して得られた研究成果の皆様からのご連絡をお待ちいたしております。
筆頭著者名、論文タイトル、雑誌名、Vol、掲載ページ、発表年のみで結構です。
メール件名を「論文送付」として、下記メールアドレスまでご連絡を下さい。
◆ お送り頂きました情報は、リソースカタログに記載するほか、「利用者による成果」として当開発室ならびにナショナルバイオリソースプロジェクト (NBRP) 情報公開サイトのウェブページで紹介しています。
遺伝子材料開発室 
NBRP 情報公開サイト 
◆ 当センターで整備されているバイオリソースは、科学の発展に貢献したいという尊い志から、研究者が自ら開発したバイオリソースを広く他の研究者にご利用いただけるよう寄託・譲渡されたものです。これらを用いた研究成果の公開は、バイオリソースの付随情報の充実をもたらし、バイオリソースの利用価値を向上させ、更なる利活用と発見・発明を促進する「正のサイクル」の原動力となるものです。
◆ 皆様のご理解とご協力が、科学の発展、リソースの質の向上、さらに本事業の継続的運営にとって不可欠です。何卒よろしくお願いいたします。

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発行
理化学研究所・バイオリソースセンター
遺伝子材料開発室
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2012.04.06



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