************************************************************************** 理研ジーンバンク ニュースレターNo. 11 (電子メール版 DNA開発銀行分抜粋) ************************************************************************** 1999年・秋のニュースレターをお届けします。最新情報は、インターネットホームページを ご参照下さい。(http://www.rtc.riken.go.jp) なお、このニュースレターは、DNA開発銀行分を抜粋したものです。他の部署の情報を含んだ ニュースレターを御希望の方は、以下の担当部署までお申し込み下さい。 ************************************************************************** お問い合わせ先 ************************************************************************** 理化学研究所ジーンバンク 〒305-0074 つくば市高野台3-1-1 including 細胞開発銀行 TEL: 0298-36-3611、FAX: 0298-36-9130、cellbank@rtc.riken.go.jp DNA開発銀行 TEL: 0298-36-3612、FAX: 0298-36-9120、dnabank@rtc.riken.go.jp 植物細胞開発銀行 TEL: 0298-36-9086、FAX: 0298-36-9085、pcbank@rtc.riken.go.jp 遺伝情報銀行 TEL: 0298-36-9082、FAX: 0298-36-9080、jouhou@rtc.riken.go.jp E-mail: jouhou@rtc.riken.go.jp(WWWサービスに関する質問) またはonlineop@rtc.riken.go.jp(オンラインサービスに関する質問) Our WWW Home Page is http://www.rtc.riken.go.jp ************************************************************************** 理研ジーンバンク ************************************************************************** 1 室名変更:ジーンバンク室から細胞材料開発室へ。しかし事業名は変更ありません 理化学研究所ジーンバンク室は、本年4月より遺伝子基盤研究部の中に組み込まれ、室名変更 となりました。混乱を避けるため、事業名「理研ジーンバンク(RIKEN GENE BANK)」、その 中のサブ事業名「細胞開発銀行(Cell Bank)」、「植物細胞開発銀行(Plant Cell Bank)」、 「DNA開発銀行(DNA Bank)」、「遺伝情報銀行(BioInfo Bank)」は変更いたしません。 今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。 2 電子メールアドレス登録のお願い 理化学研究所ジーンバンクではユーザーの皆様に電子メールにて新規分譲可能動物細胞株・遺 伝子材料の最新情報をお届けするサービスを行っております。このサービスをご希望の方は、電 子メールアドレスをご連絡下さい。または、各銀行のホームページの登録画面からお申し込みく ださい。 また、細胞関連・DNA関連の技術交換や意見交換を行うメーリングリストに登録をご希望の方 は、その旨をそれぞれcellbank@rtc.riken.go.jp、またはdnabank@rtc.riken.go.jpま でご連絡ください。後日、当方からご案内申し上げます。 3 組換えウイルスコアバンクの開設準備をすすめています。非病原性ウイルスの寄託をお願い します 現在、理研ジーンバンク・DNA開発銀行と細胞開発銀行では、科学技術庁振興調整費・知的基 盤整備推進制度の予算で、組換えウイルスコアバンクの開設準備をすすめています。現在は、第 I期3年間の2年目にあたり、組換えレトロウイルス品質管理検査法や、組換えアデノウイルス の開発研究を行っております。 当方では、平成15年度からこのバンクを本格的に開設すべく、すでに組換えウイルスおよび ウイルス作製ベクター・組換えウイルス感染細胞・ウイルス遺伝子組換え体細胞の収集を開始し ております。新たにこれらの研究材料を開発された方は、ぜひ、当方に寄託願います。 ただし、当方は地元との協定により、病原性ウイルスは扱うことができませんので、あらかじ めご了承願います。なお、組換えウイルスおよびウイルス作製ベクターに関しましては、DNA開 発銀行までお問い合わせ下さい。 ************************************************************************** DNA開発銀行 ************************************************************************** 1 線虫のTwo Hybrid用cDNAライブラリーの分譲開始について 科学技術振興事業団土居バイオアシンメトリプロジェクトの土居洋文先生および寺崎朝子先生 が樹立されました線虫のTwo Hybrid用cDNAライブラリー(RDB No. 1864)を昨年7月より試 験分譲しておりましたが、本年4月から本格分譲を開始致しました。分譲手数料については、 ホームページを御参照下さい。 2 マウス初期胚ESTクローンの分譲について 科学技術振興事業団土居バイオアシンメトリプロジェクトの土居洋文先生および洪実先生が樹 立されましたマウス初期胚ESTクローン化ライブラリー(45,216 クローン)が寄託されました。 これらのESTクローンは、マウスC57BL/6J系統の初期胚各発生段階(未受精卵・受精卵・2細 胞期胚・4細胞期胚・8細胞期胚・16細胞期胚・胚盤胞期胚)ごとにオリゴdTをプライマーと して作成したcDNAライブラリーから単離されたものです。ESTデータは、Jackson Lab (http://www.informatics.jax.org/) から公開されています。 マウスcDNAクローンの分譲手数料には、組換え体の料金が適用されます。 ※ 1および2の必要申込書類(DNA開発銀行専用書式): 1. 書式A、 2. 書式C、 3. 書式D(樹立者である土居洋文先生の承諾書が必要)、 4. 所属機関発行の組み換え実験承認書 これらの書式は、ホームページからダウンロードされるか、カタログ(送料着払いにて送付可) 掲載の書式をご使用ください。申込書類に必要事項をご記入の上、理化学研究所 研究交流課 FAX : 048-462-4609までFAXまたは郵送にてお送りください。 3 遺伝子材料および各種ライブラリー寄託のお願い 理化学研究所ジーンバンク室DNA開発銀行ではライフサイエンス研究推進事業の一環として、 平成5年度より汎用宿主ベクター系とクローン化遺伝子を中心に収集と分譲を行ってまいりまし た。今回も、クローン化遺伝子材料や各種ライブラリーの寄託登録をお願いしております。寄託 は以下のような流れで行われます。まず登録していただく材料を当DNA開発銀行に送付していた だき、DNA開発銀行ではそれを増殖、検査、保存管理後、分譲可能となった遺伝子材料に関して カタログに掲載します。カタログに掲載されている遺伝子材料は、研究者のリクエストに応じて 官民の別を問わず、どの研究者にも公平に分譲されます。 [寄託のメリット] 1) クレジット制度(遺伝子材料を寄託していただきますと寄託遺伝子数に見合う株数まで無償 で提供いたします。例えば、3株寄託された場合、カタログ記載遺伝子材料を3株取得でき ます。) 2) 分譲・使用制限を付けることが出来ます。 3) 品質管理・分譲を当バンクで行いますので、研究者自身による遺伝子株の分譲の煩雑さが無 くなります。また、貴重な遺伝子株の逸失を防ぐことができます。 4 DNA開発銀行・新規分譲可能遺伝子材料 新規分譲可能遺伝子材料の詳細は、ホームページを参照ください。 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ ************************************************************************** 公募 ************************************************************************** 1 平成13年度からの基礎科学特別研究員・候補者を探しています 基礎科学特別研究員は上級ポストドクのポジションで、純粋に研究のみを行います。研究業績 の評価が高ければ自己裁量で使用できる研究費が付きます。期間は3年までで、採用決定は理 研内部委員会の書類審査と面接で行われます。現在、細胞開発銀行が、「ヒトキラーT・ヘル パーT・NK・NKT細胞の分化誘導とその応用研究」、または「ヒト癌に対するキラー細胞の in vivo誘導によるがん治療研究」、または「ハイブリッド型人工リンパ節の開発」、 DNA開発銀行が、「アンチセンス核酸医薬品開発のための基礎研究:オリゴヌクレオチド結合 蛋白質の解析」、または「アンチセンス RNA 誘導転写因子、三重鎖結合 Zinc finger 蛋白質 による発癌遺伝子 c-myc の発現制御と分化誘導」、または「胚性幹細胞の分化誘導と E1A 結合性蛋白質 p300 による発癌遺伝子c-jun の発現制御」、または「アデノウイルス E1A と p300 による組織適合性抗原クラス I 遺伝子の発現抑制機構」、または「Notchカスケード・ ショウジョウバエhiiragi遺伝子の機能解析」、遺伝情報銀行が、「計算機を用いた遺伝情報 利用技術の研究」、または「タンパク質・核酸の構造・機能相関に関する物理化学的研究」 のテーマで共同研究を行える方を、それぞれ探しております。なお、あらかじめ研究テーマに ついての詳細を聞きたい方は、下記にまで御連絡下さい。 待遇:月額51万円。研究費年額約135万円程度(海外学会旅費にも使用出来ます。研究 費不足分 は共同研究を行う各開発銀行が補填します) 勤務開始:平成13年4月(多少の調整も可能です) 〆切:早めにご連絡下さい。遅くとも平成12年5月1日までに下記に連絡して下さい。 連絡先:〒305-0074 つくば市高野台3-1-1 理化学研究所ジーンバンク室 細胞開発銀行: 大野忠夫 (TEL 0298-36-9124 FAX 0298-36-9049) DNA開発銀行: 横山和尚 (TEL 0298-36-3612 FAX 0298-36-9120) 遺伝情報銀行: 皿井明倫 (TEL 0298-36-9082 FAX 0298-36-9080) ************************************************************************** カタログ申込書 ************************************************************************** Date:mm /dd /year (1999E) 理研ジーンバンク御中 〒305-0074 つくば市高野台3-1-1 To RIKEN GENE BANK Koyadai 3-1-1, Tsukuba Science City, Ibaraki 305-0074, JAPAN 総合カタログ申込書 (General Catalog Form) (国内より) 理研ジーンバンク総合カタログNo. 4, 1999年度版を以下にお送り下さい。 (どちらかに○印をつけて下さい) (1)なお、送料等として同封した郵便切手を利用して下さい。 部、必要ですので、切手の総額は 円分を同封しました。 (1部あたり590円です。) (2)確実に送料受取人払いの宅配便を受領することを約束できます。 (1~2部あたり¥1000前後かかります。) (From abroad) Please send me your new General Catalog by a surface mail to the following address free of charge. (国内より) (From abroad) 部数: 部 Number of copies: 送付先: Send to: 氏名: Name (Type): 英名: 所属: Affiliation (Type): 住所:〒 Address (Type): TEL: FAX: Country (Type): Phone: FAX: E-mail: E-mail: 署名(または印): Signature by the responsible person : (Type the name under here) ************************************************************************** **************************************************************************