No.102

*********************************************************
RIKEN BioResource Center DNA Bank Mail News
https://dna.brc.riken.jp/ja/news/news.html
*********************************************************

理研BRC・遺伝子材料開発室から最新情報をお届けします。

:: CONTENT ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
■ 夏季一斉休業(平成25年8月19日~21日)のお知らせ
■ シグナル研究用ルシフェラーゼクローン
■ エンド型セルラーゼの大腸菌発現用クローン
■ コモンマーモセット (Callithrix jacchus) EST クローンの提供を開始
■ 学会展示ブース出展のお知らせ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
=======================================================
■ 夏季一斉休業(平成25年8月19日~21日)のお知らせ
=======================================================
◆ 理化学研究所では、今夏の節電対策の一環として、エネルギー節約、環境への配慮のために昨年に引き続き本年も全所員が一斉に夏季休暇を取ることになりました。
 バイオリソースセンターにおきましても、期間中を休業日として節電に協力することとし、バイオリソースの提供等にかかわる業務を休止させていただきます。
 ユーザーの皆様、関係者の皆様には大変ご不便をおかけすることになりますが、ご理解とご協力の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
◆ 一斉休業の期間:
   平成25年8月19日(月)より21日(水)の3日間
◆ 停止する業務:
   電話、メールでのお問合せへの対応
   受領したリソースの提供申込みへの対応
   リソースの発送
   見積り書、請求書等の発送
   事務業務全般
◆ 尚、8月22日(木)からは通常通り業務を行います。

=======================================================
■ シグナル研究用ルシフェラーゼクローン
=======================================================
◆Notchシグナルカスケード解析に!
pGa981-6 (cat# RDB06776) は、EBNA2応答エレメントを持つTP1レポータークローン、HES-1-Luc-Reporter (cat# RDB07290) はマウス Hairy and enhancer of split 1 (HES-1)プロモーターを持つクローンです。共にNotchシグナルの活性化を観察するために適しています。
◆ Hedgehogシグナルカスケード解析に!
8×3’Gli-BS-delta51-LucII (cat# RDB08061) はGli転写因子認識配列を持つレポータークローンです。Hedgehogシグナルの活性化を観察するために適しています。対象実験用にはGli認識配列に変異を導入した8xm3’Gli-BS-delta51-LucII (cat# RDB08062) をご使用ください。
◆ Wnt/beta-cateninシグナルカスケード解析に!
pTcf7wtluc (cat# RDB02968) はTCF認識配列を持つレポータークローンです。 Wnt/beta-cateninシグナルの活性化を観察するために適しています。対象実験用にはTCF認識配列に変異を導入したpTcf7mtluc (cat# RDB02969) をご使用ください。
◆【プロモーターコレクション】この他にもクローンを多数整備しています。ご利用をお待ちしております。https://dna.brc.riken.jp/ja/promoterja.html
◆ Notch、HedgehogおよびWnt/beta-cateninシグナル研究に有用なRbpj、Hey1、 Dll4、Ptch1、Gli3遺伝子等の変異体や遺伝子導入マウス系統をバイオリソースセンター実験動物開発室から提供しています:
https://www.brc.riken.jp/lab/animal/

=======================================================
■ エンド型セルラーゼの大腸菌発現用クローン
=======================================================
◆セルラーゼやヘミセルラーゼ関連遺伝子とそれらの発現クローンを集めたバイオマスコレクションを提供しています。
◆ 例えば、セルラーゼ高生産菌として知られる糸状菌Trichoderma reeseiのエンド型セルラーゼEG-IIとEG-IIIの発現クローンpET21c_Tr-egl2-His (cat# RDB08289)とpET21c_Tr-egl3-His (cat# RDB08290)を用いてそれぞれ大腸菌で発現させた場合、発現細胞溶解液上清中に、Tr-eg2-His (EG-II)は12.2 U/ml、Tr-eg3-His (EG-III)は4.6 U/mlの酵素活性を確認しています(10 ml培養の菌体を細胞溶解液1 mlで調製)。
◆【バイオマスコレクション】この他にもクローンを多数整備しています。ご利用をお待ちしております。 https://dna.brc.riken.jp/en/biomass.html
◆ 糸状菌Trichoderma reesei (JCM 22676)は、微生物材料開発室(JCM)から提供しています:http://www.jcm.riken.go.jp/JCM/JCM_Home_J.shtml

=======================================================
■ コモンマーモセット (Callithrix jacchus) EST クローンの提供を開始
https://dna.brc.riken.jp/ja/marmosetja.html
=======================================================
◆コモンマーモセット (Callithrix jacchus) EST クローンの提供を開始いたしました。17,232 contigに対応する約 247,000クローンが提供可能です。
ご利用をお待ちいたしております。
参考文献:
Tatsumoto S, Adati N, Tohtoki Y, Sakaki Y, Boroviak T, Habu S, Okano H, Suemizu H, Sasaki E, Satake M. (2013) Development and characterization of cDNA resources for the common marmoset: one of the experimental primate models. DNA Res., 20 (3): 255-262.

=======================================================
■ 学会展示ブース出展のお知らせ
=======================================================
◆遺伝子材料開発室は以下の学会で展示ブースを出展します。是非お立ち寄りいただき、皆様のご意見やご要望をお聞かせください。皆様からのご相談やご質問にもお答えいたします。
第72回日本癌学会学術総会
 付設展示会
 日程:2013年10月3日(木)~5日(土)
 場所:パシフィコ横浜 展示ホールA+B
    http://www2.convention.co.jp/jca2013/

第36回日本分子生物学会年会
 特別企画 NBRP実物つきパネル展示
 日程:2013年12月3日(火)~5日(木)
 場所:神戸国際展示場3号館
    http://www.aeplan.co.jp/mbsj2013/

第42回日本免疫学会 学術集会
 附設展示会
 日程:2013年12月11日(水)~13日(金)
 場所:幕張メッセ 国際展示場 7ホール
    http://www.jsi-men-eki.org/jsi42/index_jp.html

=======================================================
○本メールニュースの受信を中止されたい場合は、遺伝子材料開発室
まで「メールニュース不要」の旨をご連絡下さい。
○個人情報の取扱いについては、下記に詳細がありますので、ぜひ、
御一読ください。
https://www.brc.riken.jp/inf/distribute/inform.shtml
○メールニュースはシステム上のトラブルにより正常に配信できない
ことがございます。新着情報はホームページでご確認いただきますよ
うお願いいたします。
https://dna.brc.riken.jp/ja/news/news.html
○当メールに記載された内容は予告することなく変更することがあり
ます。
○当メールに掲載された記事を許可なく複製・転載することを禁止致
します。
-------------------------------
発行
理化学研究所・バイオリソースセンター
遺伝子材料開発室
dnabank@brc.riken.jp

お知らせ


_____________________________________________

2013.08.09



コメントは受け付けていません。