RIKEN BioResource Center DNA Bank Mail News (電子メール版)

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RIKEN BioResource Center DNA Bank Mail News (電子メール版)
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配信の中止は、末尾の「メールニュースの配信について」をご覧下さい。
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■ 生物遺伝資源提供同意書の記入について
■ 当開発室から提供したクローンの利用成果について
■ 所属を変更される方へ
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■■■ 生物遺伝資源提供同意書の記入について ■■■
http://www.rtc.riken.go.jp/DNA/HTML/order.html
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■ 当バイオリソースセンターでは、バイオリソース事業の運営の強化にあたり、文部科学省が平成14年度から新たに開始する委託事業の一つである「ナショナルバイオリソースプロジェクト」へ応募し、「動物、微生物のDNA」の中核機関に選定されました。理研DNAバンクの業務も「ナショナルバイオリソースプロジェクト」の一環として行われることになり、これに伴い、遺伝子材料の提供に関わる書類として、これまでの「遺伝子材料分譲誓約書」に変えて「生物遺伝資源提供同意書 (MTA)」が採用されます。

■「生物遺伝資源提供同意書 (書式C)」では、提供制限を記号ではなく《文言》で記入していただくことになりました。すでに発行しているカタログあるいはオンラインカタログでは記号表記になっておりますが、webページ内「遺伝子材料の使用条件について」の対応表をご参照の上、《文言》を記入して下さい。

■ オンラインカタログでは記号表記になっておりますが、文言による表示をするプログラムに変更中です。利用者各位にはお手数をお掛けいたしますが、今しばらくお待ちください。

■「生物遺伝資源提供同意書 (書式C)」は、提供を依頼する遺伝子材料毎に作成して 下さい。

■提供事業についての説明は、以下のサイトをご覧下さい。
http://www.brc.riken.go.jp/distribute/teikyou.html

■委託事業への移行に伴い、提供手数料は平成13年度までより<<低く>>設定されております。提供手数料一覧は下記をご覧下さい。
http://www.rtc.riken.go.jp/DNA/HTML/order.html#order5

■利用者の皆様に作成して頂く書式・書類に変更がありますが、ご利用頂く手順は、これまでとほぼ変わりません。これまでと変わらぬご利用をお願いいたします。

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■■■ 当開発室から提供したクローンの利用成果について ■■■
http://www.rtc.riken.go.jp/DNA/HTML/Ref.html
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■ 当開発室から提供したクローンを用いた研究成果が、平成14年中に以下の論文として発表されています。

Hirai S, Kawaguchi A, Hirasawa R, Baba M, Ohnishi T, Ohno S. (2002) MAPK-upstream protein kinase (MUK) regulates the radial migration of immature neurons in telencephalon of mouse embryo. Development. 129 (19): 4483-4495.

Himeji D, Horiuchi T, Tsukamoto H, Hayashi K, Watanabe T, Harada M. (2002) Characterization of caspase-8L: a novel isoform of caspase-8 that behaves as an inhibitor of the caspase cascade. Blood, 99 (11): 4070-4078.

Ugai, H., Watanabe, S., Suzuki, E., Tsutsui-Nakata, H., Yokoyama, K.K., Murata, T. (2002) Stability of a recombinant adenoviral vector: optimization of conditions for storage, transport and delivery. Jpn J Cancer Res., 93 (5): 598-603.

Mizuguchi H, Hayakawa T. (2002) Enhanced antitumor effect and reduced vector dissemination with fiber-modified adenovirus vectors expressing herpes simplex virus thymidine kinase. Cancer Gene Ther. 9 (3): 236-242.

Kanatsu-Shinohara M, Ogura A, Ikegawa M, Inoue K, Ogonuki N, Tashiro K, Toyokuni S, Honjo T, Shinohara T. (2002) Adenovirus-mediated gene delivery and in vitro microinsemination produce offspring from infertile male mice. Proc Natl Acad Sci U S A. 99 (3): 1383-1388.

■ また、今年もすでに以下の論文が発表されています。

Nakamura T, Sato K, Hamada H. (2003) Reduction of Natural Adenovirus Tropism to the Liver by both Ablation of Fiber-Coxsackievirus and Adenovirus Receptor Interaction and Use of Replaceable Short Fiber. J Virol. 77(4): 2512-2521.

Kawashima, H., Ogose, A., Yoshizawa, T., Kuwano, R., Hotta, Y., Hotta, T., Hatano, H., Kawashima, H., Endo, N. (2003) Expression of the coxackievirus and adenovirus receptor in musculoskeletal tumors and mesenchymal tissues: efficacy of adenoviral gene therapy for osteosarcoma. Cancer Sci, 94 (1): 70-75.

Ugai H, Suzuki E, Inabe K, Murata T, Hamada H, Yokoyama KK. (2003) Spontaneous mutations in the human gene for p53 in recombinant adenovirus during multiple passages in human embryonic kidney 293 cells. Biochem. Biophys. Res. Commun. 300 (2): 448-456.

■ 上記リストは、当開発室把握分のみを掲載しております。まだ当開発室から提供したクローンを用いた研究成果をご連絡いただいていない方がおられましたら、是非ともご連絡ください。ご利用者各位の研究成果が当開発室の事業成果に反映されます。よろしくお願いいたします。

■ ご利用者各位のご研究の益々の発展をお祈りいたしております。

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■■■ 所属を変更される方へ ■■■
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■ 所属の変更に伴いご連絡先に変更がある方は、お早めにDNAバンクまでご連絡頂きます様、お願いいたします。

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■ メールニュースの配信について
○メールでの情報提供受信を中止されたい場合は、当メールへの返信により「メール ニ ュース不要」の旨をご連絡頂けますようお願い致します。
※誠に勝手ながら、当メールへの返信による遺伝子材料等のお問合せは承っておりま せん。ご質問は、新規メッセージとして遺伝子材料開発室分譲係 ( dnabank@rtc.riken.go.jp ) までお送り下さい。

○当メールニュース受信者各位機関のサーバーメインテナンス等によりメールニュー スをお届けできない場合でも、メールニュースの再発行は行いません。発行済みのメ ールニュースは当開発室のwebサイトで公開しておりますのでそちらをご覧下さい。
○当メールに記載された内容は予告することなく変更することがあります。
○当メールに掲載された記事を許可なく複製・転載することを禁止致します。
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発行
理化学研究所・バイオリソースセンター
遺伝子材料開発室
dnabank@rtc.riken.go.jp
http://www.rtc.riken.go.jp/DNA/HTML/
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2003.03.07



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