RIKEN BioResource Center DNA Bank Mail News (電子メール版)

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RIKEN BioResource Center DNA Bank Mail News (電子メール版)
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配信の中止は、末尾の「メールニュースの配信について」をご覧下さい。
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■ シンポジウム(11月15日、16日)について
■ NIA/NIH Mouse 7.4K cDNA Clone Setについて
■ 研究成果のご報告について(依頼)
■ 遺伝材料一覧表を更新しました
■ 冬休み中の遺伝子材料の発送予定について
■ 2003年4月採用のスタッフの募集
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■■■ シンポジウム(11月15日、16日)について ■■■
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■ 文部科学省 科学技術振興調整費 知的基盤整備シンポジウムおよび
■ 理研シンポジウム
■ VIROTHERAPY: Molecular Genetics of Recombinant Viruses
■ 組換えウイルス・コアバンクの創設とその高度利用のための基盤技術に関する研究
■ 標記シンポジウム(2002年11月15日、16日)は、盛況かつ活発な討議が交わされたシンポジウムとなりました。有難うございました。

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■■■ NIA/NIH Mouse 7.4K cDNA Clone Setについて ■■■
http://www.rtc.riken.go.jp/DNA/HTML/mouse15k/mouse15k.html
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■ NIA/NIH 7.4K Mouse cDNA Clone Setの分譲申込み書式が完成致しました。分譲申込書式は以下のアドレスよりPDFファイルとして入手して下さい。なお、ご連絡いただければ、郵送にて書式をお送り致します。
http://www.rtc.riken.go.jp/DNA/HTML/mouse15k/mouse15k.html
■ 学術研究機関向け提供価格は1セット204,700円(税抜き)となります。
■ NIA/NIH 15K Mouse cDNA Clone Setは、提供価格改訂により、1セット400,000円(税抜き)となりました。従いまして、redundancyのない22.4K cDNA Clone Setは、1セット604,700円(税抜き)となります。
■ 学術研究機関以外への分譲は、NIAとの取決めによる分譲制限があります。NIA Mouse cDNA Clone SetのHPには記載されていませんが、我々がNIAと交わしたMaterial Transfer Agreementには”it is engaged in non-profit, not-for-profit, or academic research only”と記されています。詳細は遺伝子材料開発室にお尋ね下さい。

■ 以下はNIA/NIH 7.4K Mouse cDNA Clone Set HPに掲載されている、このクローンセットの特徴です。
□□~7407 cDNA clones with no redundancy within the set or with NIA Mouse 15K.
□□~1.5 kb average insert size for short insert clones and ~2.5-3.0 kb average insert size for long-insert enriched clones.
□□Clones were sequenced from 5′ and 3′ termini to obtain longer reads and verify sequence.
□□Sequence information is available at this Web Site. Clone names are from H4001A01 to H4079G07.
■ このクローンセットについてさらに詳しくお知りになりたい方は、NIA/NIH Mouse Genomics Home Page をご覧下さい。
http://lgsun.grc.nia.nih.gov/

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■■■ 遺伝材料一覧表を更新しました ■■■
http://www.rtc.riken.go.jp/DNA/HTML/SEARCH/index.html
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■ 当バンクより分譲可能な遺伝子材料のうち、DNA Clones、Expression Clones、Vectors 、Recombinant Adenovirusesにつきましては一覧表 (Table of DNA Clones and recombinant adenoviruses)を掲載しています。当バンクの遺伝子材料をざっと眺めたい方にお勧めです。11月25日に更新しましたので、ご利用ください。

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■■■ 研究成果のご報告について(依頼) ■■■
http://www.rtc.riken.go.jp/DNA/HTML/Ref.html
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■ 当バンクより分譲いたしました遺伝子材料を用いた研究成果を発表される場合は、その遺伝子材料を当開発室より入手した旨を記載して頂くようお願いしています。また、学術論文を刊行された場合は、別刷りをお送り頂くようお願いしています。お送り頂いた別刷りは、諸データをデータベースに編纂しております。
■ これらは、当バンクの活動状況の指標ともなります。ご協力をお願いいたします。

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■■■ 冬休み中の遺伝子材料の発送予定について ■■■
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■ 遺伝子材料は毎週水曜日に発送しておりますが、冬休み中は発送のない週を予定してい ます。当バンクHPの「DNA Bank ご利用のための諸手続 -分譲依頼-」の「発送予 定表」でご確認下さい。

http://www.rtc.riken.go.jp/DNA/HTML/order.html

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■■■ 2003年4月採用のスタッフの募集 ■■■
http://www.rtc.riken.go.jp/DNA/HTML/recruit.html
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■ 遺伝子材料開発室では次の分野で2003年4月採用のスタッフを募集しております。
○Molecular development
アデノウイルス感染によって駆動される代表的遺伝子のひとつE1Aによる宿主側の細胞遺伝子群の発現抑制・細胞複製プログラムの始動機構を分子レベルで解明する為に、発癌遺伝子c-jun、及びマウス胚性腫瘍細胞F9の分化誘導における役割を解析してきた。現在までに、F9細胞のE1Aおよびレチノイン酸によるc-junのトランス活性化の標的エレメント(DRE)を決定し、そのエレメントが、E1A・レチノイン酸によるF9の分化誘導にも関与している事を明かにした。又、F9細胞の分化誘導及びc-jun遺伝子の活性化のコミットメントには新たな蛋白質合成は必要とせず、既存の転写制御因子の(脱)リン酸化が大切であることを明かにした。DREには転写因子複合体DRFが結合し、本DRF複合体には癌抑制遺伝子産物p300、転写因子ATF-2、転写抑制因子JDP2が含まれることを明かにした。
今後は、分化決定エレメント(DRE)結合性転写因子をコードする遺伝子群の単離同定と遺伝子導入によって誘導されるF9の分化形態の様相の解析(再構成実験)、及びこれら因子とE1A及びレチノイン酸レセプターとの相互作用による分化コミットメントの決定機序の解析をするとともに、ここで得られた情報をもとに胚性幹細胞 (ES cell)の分化誘導の分子機構およびそのネットワークの解析、さらに個体発生におけるこれら因子の機能を解析したい。特にマウスの胚発生とノックアウトおよびノックイン等の技術に精通した人材を求めております。
■採用職種
○ポスドク(BRC研究協力員:リサーチスタッフ)
理研で遂行する特定のプロジェクトの効率的な推進を図るため、一定期間、契約により受け入れる。
資格:高度な研究能力、実績を有する国内外研究者・常勤
○1年毎更新で通年3年。審査により延長可。
○謝金額は研究経歴等に基づき、理化学研究所の謝金規定に従って支給。社会保健等負担あり。
■募集締切
○2003年1月下旬。ただし、適当な方が見つかり次第、締切ります。
■お問い合わせは、
理化学研究所・バイオリソースセンター
遺伝子材料開発室
村田武英・研究員
tmurata@rtc.riken.go.jp

■参考文献
http://www.rtc.riken.go.jp/DNA/HTML/recruit.html
以上

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■メールニュースの配信について
○メールでの情報提供受信を中止されたい場合は、当メールへの返信により「メール ニ ュース不要」の旨をご連絡頂けますようお願い致します。
※誠に勝手ながら、当メールへの返信による遺伝子材料等のお問合せは承っておりま せん。ご質問は、新規メッセージとして遺伝子材料開発室分譲係 ( dnabank@rtc.riken.go.jp ) までお送り下さい。

○当メールニュース受信者各位機関のサーバーメインテナンス等によりメールニュー スをお届けできない場合でも、メールニュースの再発行は行いません。発行済みのメ ールニュースは当開発室のwebサイトで公開しておりますのでそちらをご覧下さい。
○当メールに記載された内容は予告することなく変更することがあります。
○当メールに掲載された記事を許可なく複製・転載することを禁止致します。
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発行
理化学研究所・バイオリソースセンター
遺伝子材料開発室
dnabank@rtc.riken.go.jp
http://www.rtc.riken.go.jp/DNA/HTML/
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2002.11.26



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